このコーナーでは、私たちが診療させて頂いている患者さまの声や、患者さまからのご質問に対する担当医の回答などをご紹介します。

気功(練功十八法)をしてから調子がいいので、お勧めします!

ご紹介ありがとうございます。
私たちも調べてみましたが、練功十八法は「中国ラジオ体操」「太極拳」と共に中国三大国民体操の一つで、国際交流大会も開催されているのですね!ユーチューブなどでも紹介 されていますので、皆さん是非見てみて下さい!

日常生活をするにあたって役立つ情報を載せて欲しいです。
以前頂いたメッツの表は、運動負荷試験の結果と照らし合わすことができて便利でした。

ありがとうございます。日常生活を送る上で、どの程度身体を動かしてよいのかはとても大切なことですよね。実際、全く身体を動かさない状況が続くと筋肉は確実に落ちていってしまいます。一方で、辛いと感じるような運動は心臓への負担となりマイナスに働くと考えられています。

「適度な運動」は患者さま一人一人で違うので一言で言うのは難しい面があります。ただし、体操やストレッチでも十分身体によい影響がありますし、強い息切れを感じないゆっくりな歩行ができるのであれば是非お勧めします。患者さまからのお勧めがあった「気功」もとてもいいと思いますよ。

なお、当科では入院中の検査として「運動負荷試験」を通常行っています。また患者さまのご希望も伺った上でリハビリ科を受診して頂いています。これらの検査結果や相談を踏まえ、ご自宅でどの程度身体を動かすのが適切なのかアドバイスをさせて頂いています。

最後に運動の強さの目安となる「METS」の一覧表 は厚生労働省からも公表されていますので、是非ご参照下さい!

元気になっている患者さんの情報などあれば紹介して欲しいです。
早く必要な検査をしたり、合った治療に進めるように。

そうですね、病気そのものは同じも、早く診断して治療に進めた方の方が体の調子の回復はよいと思います。
ただし肺高血圧症の最初の症状は「息切れ」のことが多いのですが、この「息切れ」が通常の体調の変化なのか、何かの病気の表れなのか、医者にとっても区別が難しいことが少なくありません。そのためもあって病院で「肺高血圧症」と確定診断を受けて、適切な治療を受けるまでには時間がかかることが多いのが現状だと思います。
私たちは沢山の患者さまを診させてもらっていますので、患者さまだけではなく、医師を含む医療者にもこの珍しい病気のことを知ってもらうように努力していきたいと思います。

なかなか治らない病気とはわかっているけれど、少しでも不安が和らぐようなホームページにして欲しいです。

そうですよね、特に外来では細かいことまでお話する時間がなく申し訳なく思っています。
ホームページを生かしていきたいなと思いますので、皆さまのご協力もよろしくお願いいたします。

機械だめなのでホームページはみないです!

そうですか!でも、このホームページだけは時々見て下さいね!