2016年4月より感染症分野の勉強のため国内留学をさせていただいております、医師8年目(2009年卒)の鎌田と申します。2015年4月より大学院に入学しておりますが、今年1年は大学院を休学し同期の中久保とともにJCHO東京高輪病院にて臨床感染症を学び、来年度から東京女子医科大学感染症科の菊池教授のもとで2年間の基礎研究を行い帰局する予定です。
感染症診療を基礎、臨床の両面から深く学ぶことは「全身を診ることのできる内科医」という呼吸器内科のキャッチフレーズにも全く相反することではなくこれからの自分の内科医としての人生に大きく役立つことを確信しております。
私は情熱的な指導医との出会いがあり、呼吸器内科への入局を決めました。そして入局後に砂川市立病院、岩見沢市立病院という関連病院である地域の基幹病院での勤務経験を通じて、内科医として最も重要である主治医としての責任感や地域を支えている覚悟を指導医の先生方の背中から学びました。
3年間の国内留学で得たものをしっかり北海道に還元できるように頑張りたいと思います。最後に今回の国内留学を快く認めてくださった、西村教授をはじめとする呼吸器内科の先生方に心よりお礼申し上げます。